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作品について

「公平中立」って何だ?民主主義って何だ?
はびこる忖度ー脅かされる表現の自由、憲法、そして平和

 

二つの事件=キナ臭い状況への問題提起

「都美術館事件」=同館の彫刻作家展で中垣克久氏の立体作品に添えられた現政権に批判的文言に対し右翼からの抗議、脅しを受け、館側が作品の撤去を要求。

「九条俳句事件」=さいたま市の公民館が「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」の句を公平中立の場である「公民館の意見と誤解される」と月報への掲載を拒否。両事件の引き金は、改憲に向かう政権の意向を気遣う行政に蔓延する忖度である。

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中垣作品はベルリンの画廊の招請により2か月現地で展示される。作品と事件に対するドイツ人の反応は「表現の自由」侵害への危惧、「歴史の負の遺産をどう記憶し、伝えていくか」を問い続ける国の決意を鮮明にする。これと交錯するように、問題句の掲載を公民館に求め続ける俳句会員たち。彼らを支援する市民運動は公民館を管轄する市教委の市民不在の対応を問い詰めていく。

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芸術を通した社会参加を問う彫刻家と俳句掲載を求める市民の運動は、それぞれに先の戦争の記憶にあったキナ臭さを嗅ぎとり、行政の忖度がもたらす表現の自由・人権への侵害、「公平中立」の論理的破綻を露わにして行く。彼らの声は共に、この時代、過去をどう総括し、憲法九条と平和を守るために、私たちは何をするのか、何ができるのかを問いかける。

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イベント

 

2017年12月17日(日)上映と白井聡(京都精華大学専任講師)氏の講演
東京都中央区日比谷図書文化館

2017年11月29日 上映会 小樽市生涯学習プラザ

 

ミニシンポジウムにおける中垣さんのスピーチ〜事件の余波とその後について(「ノート」に移動します)

 

予告編